相場を見ない日のクッキー
相場を見ない日のクッキー
むつこ
ふだんは毎日、相場の値動きを少しだけ見ています。見るといっても、一日のうち合わせて30分くらい。それでも、ときどき「今日は見ない」と決める日をつくるようにしています。数字から少し離れると、頭の中が静かになって、次に向き合うときに落ち着いて見られる気がするのです。
そういう日の、いちばん軽い過ごし方が、クッキーを焼くことです。
焼くのは、豆乳から作られたバターを使う、素朴なクッキーです。むずかしい工程はありません。混ぜて、冷やして、焼くだけです。

参考までにレシピをご紹介しますね。
材料(天板1枚分)
- 豆乳から作られたバター 50g
- 米粉(または小麦粉) 50g
- アーモンドプードル 30g
- メープルシロップ(または砂糖) 大さじ1(約20g)
- くるみ・ドライクランベリー・オレンジピールなど お好みで30gほど
作り方
- ボウルに豆乳バターを入れてやわらかくし、粉類・メープルシロップを加えます。全体がそぼろ状にまとまるまで混ぜ、好みでナッツやドライフルーツを加えます。
- 生地をひとまとめにして、冷蔵庫で2時間ほど冷やします。こうすると形を作りやすく、焼き上がりも落ち着きます。
- 冷えた生地を取り出し、好きな形に整えます。崩れやすいので、手のひらでやさしくまとめてください。
- 160℃に温めたオーブンで、20分ほど様子を見ながら焼きます。ふちがほんのり色づいたら焼き上がりです。
- 焼きたてはとても崩れやすいので、天板の上でしっかり冷ましてから、そっと手に取ります。
焼いている間は、コーヒーをいれて待ちます。足元では、めめが丸くなって眠っています。オーブンのいい匂いがしてくると、相場のことはすっかり忘れています。
卵も牛乳も使わない、素朴な配合です。だからこそ崩れやすいので、冷やす時間と、冷ます時間だけは省かないようにしています。その日にある好きなものを少し混ぜるだけで、表情が変わります。あくまでわたしの作り方なので、オーブンのくせに合わせて、焼き時間は調整してみてください。
数字を見ない日があるから、また落ち着いて数字に向き合えます。わたしにとっては、これも投資を続けるための、ささやかな工夫のひとつです。
この記事を読んだ人におすすめ
待つのは、むずかしい ―― パンと相場のこと
猫の「めめ」とのなれそめ
「一日中パソコンに張り付いているんでしょう?」と聞かれて
ABOUT ME
