買いすぎたので、作るしかなかった
先日、スマートショッピングカートの使える24時間営業のスーパーに初めて行ってきました。
子どもがプリンを食べたいというので、それだけ買いに行くつもりでした。
ところが、入り口近くの野菜売り場に足を踏み入れた途端、予定が崩れました。
種類が多くて安いのです。
あれも欲しい、これも欲しいと手が止まらなくなりました。
ふと、二日前にまとめ買いしたばかりだったことを思い出しましたが、「どうせ食べるんだから」と考えないことにしました。
そこからは広い店内を歩き回りながら、目についたものを次々とかごへ入れていきました。
気がつけば、かごは二つともいっぱいでした。
店内をひと回りして落ち着いたところで、そもそもプリンを買いに来たことを思い出しました。
慌ててスイーツコーナーへ向かい、約束のプリンを手に取りました。
ついでに自分用のシュークリームも買おうかと思ったのですが、山盛りのかごを見て我に返りました。
さすがにやめておきました。
スマートショッピングカートのおかげで会計は驚くほどスムーズでした。
問題はその後です。
袋詰めをしながら、「こんなに買って、どうするんだろう」と急に現実味が出てきました。
いつもの私なら、とりあえず冷凍庫へ押し込むところです。
ところが、この日はまとめ買いの直後だったので、冷凍庫にもほとんど余裕がありませんでした。
仕方ない。やるしかありません。
家に帰ると、肉や魚の下ごしらえをして、野菜を洗って切り分けて、果物も保存しやすい形にしました。
気がつけば、立ちっぱなしで何時間も台所にいました。
出来上がったおかずや下ごしらえ済みの食材をタッパーや保存袋に詰めていくと、今度は冷蔵庫がいっぱいになりました。
入りきるだろうかと心配しながら、隙間を探して詰め込んでいく作業は、少しだけパズルのようでした。
普段はここまで作り置きをすることはありません。
今回は買いすぎた結果、そうせざるを得なかっただけです。
それでも、ひとつずつ片付いていくうちに気持ちが軽くなっていきました。
その日の晩ごはんは、いつもより一品おかずが多くなりました。
冷蔵庫の中身は、その家庭の幸福度と比例するとどこかで聞いたことがあります。
本当かどうかはわかりません。
でも、ぎっしり並んだ保存容器を見ていると、少し豊かな気持ちになるのは確かです。
買いすぎたことには変わりありませんが、たまにはこんな日があってもいいのかもしれません。
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